交通事故は自分が気を付けていてもある日突然やってくる

交通事故は自分が気を付けていてもある日突然やってきた

12、3年前の春でした。午後6時に仕事を終えた私は、いつものように原付で自宅に向かうところでした。 職場からほど近い小さな交差点。そんなに交通量は多くありません。 信号が青だったので私はそのまま交差点に進入するところでした。 その時、赤信号にも関わらず、気付かずに左右をキョロキョロと確認しながら運転していた車が目の前に現れました。 とっさに危ないと思ったのですが、青だと思って進入していたので、ブレーキは間に合わず、私は車の側面にぶつかり、転倒しました。 運転していたのは50歳前後くらいのおじさんで、ぶつかった直後、すぐに車から降り、私のもとへやってきました。 「大丈夫ですか？」と。 幸い私も車もスピードは出ていなかったので私は転倒しましたが、立ち上がることも出来、私と運転手は歩いて道路の端まで移動しました。 「信号赤でしたか？」と運転手が聞いてきました。 「完全に赤でしたよ」と私が答えたのに上乗せして、目撃していた通行人が「赤やったぞ」と言ってくれました。 なので運転手は素直に信号をちゃんと見ていなかったことを認め、私に謝罪してきてくれました。 転倒のせいで、擦り傷はあったものの、上着なども着用していたためやはり大きな怪我はその場では見受けられませんでした。

初めての交通事故で初めての示談交渉の結果で学びました

その後、警察を呼び、交通事故の状況を説明することになりました。 赤信号にも関わらず車が交差点に進入してきた旨を説明し、現場検証を行いました。 その後、合流した運転手の奥さんに連れられ、病院に行きました。 結果、擦り傷、軽い打ち身のみで特に大きな怪我はなく、事なきを得ました。 ただ、現在症状が出ていないだけで数日後に出ることもあるとのことだったのでもし、何かあった場合はすぐに病院へ来るよう伝えられました。 むち打ち状態だったのか、翌日から1週間くらいは全身に筋肉痛のような痛みは出ましたが、幸いそれ以外は何事もなく、私の通院は数回で終了しました。 また、示談交渉は相手の保険会社と行うこととなりました。 保険会社より、損害項目と金額を記入する書類が送付され、提出しました。 結果、動かなくなってしまった原付の修理代、通院代、破れた衣服、靴を弁償して貰いました。 全部で15万円くらいだったと思います。 上記にもありますが、幸い大した怪我もなく、運転手、その奥さんには非常に丁寧に対応してもらったので慰謝料は請求していません。 自分が気を付けていても交通事故にあう可能性があること、車がスピードが出ていたり、正面からひかれていたらと考えると恐ろしいですが、この事故は軽いけがと円満解決となったため満足しています。